八ヶ岳エンデュランスの魅力
八ヶ岳エンデュランス
現在、日本で開催されるエンデュランス大会は、北海道(2か所)・伊豆と山梨ですが、
山梨・小淵沢のコースを決定的に特徴づけるもの、それは山梨は厳しい『山岳コース』である、ということで、それはエンデュランス・ライドを完走することにおいて、類い稀な魅力にも通じる、ということです。
スタート地点は標高1,000mで、競技種目40km以上のコースでは、二つの防火帯を登坂する標高差400m程度の『防火帯コース』にチャレンジし、60Km以上のクラスでは『防火帯コース』を2回(2レグ)クリアしなければなりません。標高差都合800m程度の上り下りになります。
意味するところは、高地での登坂でいかに体力を温存できるか?戻りの下り坂で、馬体の損傷をせずにいかにスピードを上げられるか?が、貴方と愛馬の腕の見せ所になってきます。アップヒル・ダウンヒル攻略が内容ある完走への試金石ですね。
ただ、それだけではありません、コースの魅力は。
第2防火帯を登り切った時の達成感と見下ろす南アルプス・甲斐駒ヶ岳の雄姿、林道を駆け抜ける時のそよ風。
春大会では新緑の中からふりそそぐ木漏れ日、別荘地に咲き誇る満開の桜、秋大会には競技場周辺の真っ赤な紅葉。
千手観音座像を見ながら信玄公が作った棒道の歴史に思いをはせ、棒道を散策する人たちとのなにげない挨拶や会話。
林の中の狭い道をすり抜ける・下りのスラロームのスリル感、アップヒルに食らいついて頑張っている馬の息使い・筋肉の躍動!高速速歩で駈け下りるダウンヒルの爽快感!!
タイムを競うだけではない、山梨小淵沢の四季折々の山岳コースの素晴らしさ、病みつきになると思いますョ
そしてもう一つの特色は、大会自体がボランティアの方々によって運営されている、アットホームな大会、ということです。
エンデュランス・ライドの経験者を中心に、乗馬愛好家の方々、地元の方々(乗馬をしたことないない人も!)、
延べ数十名の方々が、数日間にわたり…コース整備・コースの看板付け・会場設営・データ帳票他作成準備・当日運営・撤収作業
(コース上のボロ取りや馬場内の馬の食べかす拾い…)大会のためにボランティアとして参加いただいています。
大変ありがたいことですし、新たに参加希望の方々をお待ちしています。